痩せ薬ゼニカルの副作用とは

ゼニカルの主な副作用は脂肪便と放屁

ゼニカルの主成分であるオルリスタットは、腸から脂肪分が吸収されるのを阻害する働きがあります。ゼニカルを服用すると、食事に含まれる脂肪の吸収が抑制されることで、ダイエットに繋がります。

一方、一部の栄養素の吸収も阻害されてしまうので、注意が必要です。もし日常の食事が偏っていた場合、それらの栄養素が不足することによって、重い健康上の被害を被る怖れがあります。

また、頻度は少ないですが、肝臓や腎臓にも悪影響を与えることがあります。肝臓や腎臓に不調が起こった場合、白眼が黄色くなったり尿の異常などの兆候が表れます。そのような兆候に気づいたら、早急に医師に相談しましょう。症状が軽いうちに対処した方が、重篤な副作用に繋がる可能性を減らせます。

ゼニカルによって吸収されなかった脂肪は、肛門から排出されるわけですが、それが便の質を変化させて下痢になることもあります。全ての脂肪分が便と混ざり合うわけではなく、そのまま油分として排出される場合も多いです。また、放屁が多くなるのも、ゼニカルの代表的な症状です。

油分は便のようにコントロールすることが難しく、自分の意思とは関係なく肛門から出てしまいます。ゼニカルの服用中は、大人用のおむつを履くなどして対策した方がよいでしょう。

ゼニカルの副作用を知って事前に対応

ゼニカルを服用していると、一部の栄養素の吸収が阻害されてしまいます。そのため、ゼニカルの服用中は、サプリメントを摂るなどして、不足しやすい栄養素を補うとよいでしょう。

ゼニカルの服用中に不足する主な栄養素は、ビタミンEとベータカロチンです。ビタミンEには、身体の酸化を防ぐ作用があります。ベータカロチンは、皮膚の健康を守るために必要な栄養素です。この2つを中心にしたサプリメントの使用が、ゼニカルの副作用対策として有効です。

実際、アメリカでは、ゼニカルの服用時にビタミン剤の補給が推奨されています。ゼニカルの副作用は、社会生活を送る上で足を引っ張りかねないものも多いため、しっかりと対策をしなければなりません。

便意切迫は急に襲いかかって来ることもあるため、柔軟に対応できるかどうかで使用を決定することも大切です。もし職場の事情などでトイレに行きづらい環境であれば、服用の断念も視野に入れた方が良いです。

またコントロールが難しい脂肪便の排便は、気付かない内に勝手にしてしまうこともあります。これは性質上仕方ないことなので、ゼニカルの服用中はおむつを履くなどして対策しましょう。ヌルヌルとした性質なので、早い段階で取り替えた方が精神的に良いでしょう。替えの下着を持ち歩くようにした方が無難です。

ゼニカルの主な副作用のリスク

ゼニカルの副作用として多い症状の1つが腹痛です。嘔吐や吐き気などの症状も現れた場合には、胆石症を発症している可能性があります。症状がひどい場合は、服用を中止して医師に相談しましょう。

特に食事療法や運動など、ダイエットをしている方は危険です。通常であれば1.8パーセント程度の発症率が、ゼニカル服用者だと2.9パーセントにまで上がります。下痢もよく見られる症状です。吸収されなかった脂肪分が便として排出されることで起こります。油そのものが出てくることになるので、臭いも普段と違うでしょう。

軟便や屁も多くなり、下着が汚れやすくなります。これらの症状は、1週間から長くとも数ヶ月で治まります。それまでは、紙おむつや生理用ナプキンで対策するとよいでしょう。稀に、肝臓障害が起こったり、肌や眼球が黄色っぽくなったり、お肌のかゆみ、食欲不振といった副作用が起こったりすることもあります。

ゼニカルの服用中に何らかの異常を感じたら、早急に医師に相談しましょう。痩せるのも大事ですが、それ以上に健康でいることの方が重要です。大量に服用すればそれだけ効果が上がるわけではありません。むしろ、副作用が強くなってしまいます。ゼニカルを服用するときは、必ず用法用量を守りましょう。

ゼニカルで噂される副作用の肺がん

好きな物を食べて、それで痩せたいという願いを叶えてくれるのが肥満治療薬のゼニカルです。食後すぐに服用すれば、腸での脂肪分の吸収が阻害されるため、肥満を予防することができます。

アメリカで開発され、日本でも健康上問題のある肥満を改善する薬として処方されます。一方、副作用の心配はあります。その中でいわれているのが、肺がんのリスクです。過去に、ゼニカルが肺がんのリスクを高めるという論文が発表された影響で、ゼニカルが一時的に発売が中止されたこともあります。

しかし、これには科学的根拠がないことが証明されています。ビタミン不足で抵抗力が低下したことで、消化器系の病気などを持っている方にこのような症状が起こったというのが真相のようです。

ゼニカルを服用していると、脂肪と一緒に、脂溶性ビタミンも排出されてしまうのです。ゼニカルを使うときは、用法用量を守って正しく服用し、サプリメントなどで栄養不足を補いましょう。

個人輸入で購入した方が安上がりで、病院に行く手間もかかりません。しかし、もしも何かあっても自己責任となるので、よく調べた上でゼニカルを利用した方が良いでしょう。胆石症の人や、BMIが低い人は、ゼニカルを服用することによる健康リスクが大きいようです。